現在卓球のラバーは各メーカーからとてつもない量が販売されています。
その中で実際に打ったことのあるおすすめのラバーを硬さ別に紹介していきますので、
ラバー購入を考えている方は是非参考にしてください。
そもそもラバーの硬さって何?
ラバーにはそれぞれ硬度が設定されていて、数値が低ければ低いほど軟らかく、数値が高いほど硬いものになっています。
また、メーカーによっても硬度の基準が異なるのですが、今回は硬度を統一して見ていきたいと思います。
ラバーの硬さについてはこちらで詳しく書いていますので、そちらも見ていただけると嬉しいです。
硬度と使用するレベル帯
ラバーを紹介する前にどのくらいの硬度がどういったものなのか、
どのくらいのレベルの選手に合うのかを見てきましょう。
- 40度以下 初心者用
- 41~44度 初心者を一歩抜け出した初級者、中級者のバック用
- 45~47度 初中級者のフォアや中上級者のバック用
- 48~50度 中上級者のフォアや上級者のバック用
- 51度以上 上級者用
あくまで一般的な指標ですが、硬度とレベルの関係は上記のような感じになります。
おすすめラバー
硬度40度以下(初心者用)
初めて卓球をやる人はこの硬度帯のラバーを買って、打つ感覚を覚えることで早く上達できるでしょう。
ちなみに、初心者用として「マークV」や「スレイバー」等をおすすめしているサイトもありますが、私はあまりおすすめはしません。
これらのラバーは弾みが弱いのが特徴であるため、初心者におすすめする人もいるのですが、硬度自体は初心者には硬く感じるため、打っている感覚が身に付きづらいと考えられます。
最初はラケットにボールを当てるだけで十分くい込む下記のような軟らかいラバーがおすすめです。
フライアットソフト
メーカー:ニッタク
値段:3,800円
硬度(ドイツ硬度に変換):40度
特徴:
スピードが出る設計でありながら、高い安定性を実現したラバー「フライアット」。
メーカーコメント
一般的にスピードが出るラバーで安定したボールを打つのは難しく、反対に安定性の高いラバーでスピードボールを打つのは難しいと言われています。
「フライアット」は、安定性をキープしたまま、スピード性能を向上させることに成功しました。
そのため、どの様な技術もそつなくこなす事が出来る、まさに万能の力を発揮するラバーです。
軟らかい打球感でありながらテンションがかかったラバーであることから、ある程度のスピードも出すことができます。
メーカーのコメントにある通り、万能であるため、初心者の基礎技術を身につけるのに最適です。
値段もそれほど高く無く、最初の一枚におすすめです。
フレクストラ
メーカー:バタフライ
値段:2,000円
硬度(ドイツ硬度に変換):42度
特徴:
コントロール性能が素晴らしく、安定した打球が可能なラバーです。これから強くなろうというプレーヤーが安心して使うことができます。
メーカーコメント
また、コントロール系ラバーとは思えないほど性能が持続するのも特長の1つです。
硬度は42度であるため、他のラバーよりも少しだけ硬いのですが、高弾性ラバーであるため弾みが抑えられており、
コントロールに優れているため、初心者用のおすすめとして紹介しています。
値段が安いのも良いですね。
マーク V 30°
メーカー:ヤサカ
値段:3,200円
硬度(ドイツ硬度に変換):40度
特徴:
マークV ADよりさらに軟らかい硬度30°のスポンジを組み合わせた最も軟らかいマークV。
メーカーコメント
抜群の安定感と使いやすさで初級者でも安心して使えます。
何十年も使用されてきた安定感抜群のラバーです。
高弾性ラバーであるため現代では弾まないラバーに分類されますが、スポンジが軟らかく打つ感覚を覚えるのに最適です。
最初の一枚におすすめのラバーです。
ラクザ7ソフト
メーカー:ヤサカ
値段:5,200円
硬度(ドイツ硬度に変換):40度
特徴:
スピン性能に優れた「ラクザ7」のトップシートにソフトスポンジを採用することで、回転のかけやすさと安定性がさらにUPしました。
メーカーコメント
重量も軽くなっており、強打時には高い打球音も得られる万能型ラバーです。
テンションラバーであるため、完全な初心者用ラバーよりも弾みが大幅に上昇しています。
基本的な技術が身についており、もう少し弾むラバーが欲しい人におすすめです。
値段も初心者用に比べて高いですが、その分性能も高いです。
VENTUS Limber(ヴェンタス リンバー)
メーカー:VICTAS
値段:5,100円
硬度(ドイツ硬度に変換):40度
特徴:
グリップ力のあるトップシートと中間硬度のスポンジが回転量のあるボールを実現する従来のTSP『ヴェンタス スピン』を継承。
メーカーコメント
こちらもテンションラバーとなっており、十分な弾みがあります。
完全な初心者から一歩抜け出した人におすすめしたいラバーです。
キャリブラLTサウンド
メーカー:STIGA
値段:4,800円
硬度(ドイツ硬度に変換):40度
特徴:
キャリブラ LTの柔らかめバージョンで、打球感と打球音がすばらしい。
メーカーコメント
キャリブラ LT同様、外国製ラバーより軽量でシートにしっかりと引っかかり安定性抜群。
ドライブを打った時に鳴る「キンッ」という金属音が好きな人におすすめのラバーです。
シートもしっかりしており、下回転のボールもしっかりとあがります。
ドライブを掛ける感覚を覚えた選手であれば使用できると思いますので、
打球音も大事にしたい人は是非使ってみてください。
V>15 Limber
メーカー:VICTAS
値段:6,500円
硬度(ドイツ硬度に変換):40度
特徴:
攻守共にどちらのバランスも良く、パワーが無くても、高い性能を発揮できるギア。
メーカーコメント
初心者におすすめできる硬度帯の中ではぶっちぎりに性能の高いラバーです。
トップ選手も使用している「V>15 Extra」のスポンジを軟らかくしたラバーであり、シート性能はそのままに非常に使いやすいものになっています。
性能が高い分値段は高めに設定されていますが、基本的な技術が身についていれば、十分扱えるラバーなので、2枚目のラバーとしておすすめです。
硬度41~44度(初心者を一歩抜け出した初級者、中級者のバック用)
最初に打ち始めてから数か月経過し、打つ感覚が身についた人におすすめしたい硬度帯です。
また、卓球を初めて数年経っている中級者層のバックにもおすすめできます。
まだまだ軟らかい硬度帯ではありますが、ドライブを掛ける感覚や初心者用ラバーよりも早い球を打つことができる感覚を身につけるのに最適です。
ヴェガヨーロッパ
メーカー:XION
値段:4,000円
硬度(ドイツ硬度に変換):42.5度
特徴:
ヴェガ=使いやすい、というイメージを最も広く世間に知らしめたのが、このヴェガヨーロッパだ。
メーカーコメント
ヴェガアジアと共通の軟らかくしなやかなトップシートに42.5度の適度に軟らかいスポンジを組み合わせたことで、回転とスピードが絶妙に調和した、珠玉のコントロール性能を実現。
技術の未熟な選手が打っても驚くほどボールが相手コートに入るため、ビギナーを教える指導者にも好評。
シリーズの代表作として今なお愛され続けている。
この硬度帯の代表的なラバーといえばこのヴェガヨーロッパです。
秀でた能力があるわけではありませんが、全体的にバランスが良く、値段もお手頃であるため
初心者を抜け出した選手にまず使ってほしいラバーです。
ライガンスピン
メーカー:ヤサカ
値段:4,000円
硬度(ドイツ硬度に変換):42.5度
特徴:
ライガンでも搭載されている抜群の食い込みと弾力を持つ「RAIGAN スポンジ」をライガンと同じ硬度で使用しながらも、
メーカーコメント
トップシートの粒形状をライガンよりも大きくすることにより、より強いスピンとパワーを生み出すことが可能になりました。
安定性とスピン性能を高いレベルで両立したハイブリットエナジー型ラバーです。
こちらも有名な初級者用のラバーです。
初心者ではないが、まだ硬めのラバーを扱うのが難しい人におすすめです。
フォア打ち、バック打ち、ツッツキのような基本技術を習得し、これからドライブを覚えたい人に是非使って欲しいラバーです。
ラウンデルソフト
メーカー:バタフライ
値段:4,200円
硬度(ドイツ硬度に変換):42度
特徴:
『ラウンデル』のシートに非常に軟らかいスポンジを組み合わせ、使いやすさを究極といえるほど高めました。
メーカーコメント
ソフトなスポンジ独特の高い打球音と優れたコントロール性能がさらにプラスされ、驚くべき安定性を発揮。
安定感抜群のプレーを目指す選手にお勧めです。
バタフライから出ている軟らかい硬度のラバーです。
弾みは他のラバーに比べて若干劣りますが、その分コントロールがしやすく、初心者ラバーからスムーズに変更することができます。
バタフライ製品が好きな人は是非使ってみてください。
ヴェンタスRegular
メーカー:VICTAS
値段:2,500円
硬度(ドイツ硬度に変換):42.5度
特徴:
スピード・回転・コントロールのバランスに優れた従来のTSP『ヴェンタス ベーシック』を承継。
メーカーコメント
初心者用ラバーで紹介したヴェンタス リンバーよりも弾みは抑えられている、バランス重視のラバーです。
値段が安いため、初心者用ラバーとしても良いですが、少しだけ硬度が硬いため、
初心者を一歩抜け出した人にもおすすめのラバーです。
エボリューション FX-D
メーカー:TIBHAR
値段:6,800円
硬度(ドイツ硬度に変換):44度
特徴:
「エボリューション EL-D」をさらに使いやすくしたのが「FX-D」。
メーカーコメント
トップシートの強さをキープすることでボールの威力を失わずにコントロール性能を格段に高めた。スポンジ硬度以上に威力を感じるだろう。
この硬度帯で最強クラスの性能があるラバーになります。
その性能が顕著に分かるのが、下回転を打った時です。相手の回転に負けず、ドライブが他のラバーよりも弧線を描いて飛びます。
この硬度帯の中では一番回転がかかるラバーであるため、回転を重視したい選手におすすめのラバーです。
Q1
メーカー:ミズノ
値段:4,200円
硬度(ドイツ硬度に変換):44度
特徴:
トップを目指すための威力とプレー安定性を両立した、Qシリーズ、ファーストステップのテンションラバー。
メーカーコメント
プレーのしやすさにこだわり、Qシリーズのテクノロジーを初・中級者向けにアレンジ。
プレーの安定性を保ちながら、初級者ラバーとは一線を画したスピード、スピンを体感できる。
メーカーがうたっている通り、初心者ラバーとは一線を画した性能があります。
値段もそれほど高くないですが、性能はかなり高めといえるでしょう。
初心者には少し硬めなので、2枚目以降のラバーとしての購入をおすすめしますが、
中級者でも使用可能な性能をしているため、長い期間使用できるすばらしいラバーだと思います。
テナジー05FX
メーカー:バタフライ
値段:オープン価格(購入時7,000円前後)
硬度(ドイツ硬度に変換):42度
特徴:
『テナジー』シリーズの高性能をそのままに、さらなるコントロール性能と安定性を追求したのが『テナジー・FX』シリーズです。
メーカーコメント
回転性能に優れた“開発コードNo.05”のツブ形状のシートに、「スプリング・スポンジ」を軟らかく軽量化して組み合わせた『テナジー・05・FX』は、回転とコントロールを高いレベルで両立。
強烈なスピンと安定性を求める選手にお勧めです。
言わずと知れた高性能ラバーテナジー05のスポンジを軟らかくしたラバーです。
性能はトップクラスですが、コスト面が気になるところです。
初心者におすすめというよりは、中級者以上で軟らかい打球感が好きな人のバックにおすすめです。
硬度45~47度(初中級者のフォアや中上級者のバック用)
中間硬度という位置づけになる硬度帯です。
フォア打ち、バック打ち、ツッツキ、ドライブ、スマッシュ等の基本技術を身につけた人におすすめです。
このあたりになると、上級者のバックで使われることもある高性能なラバーが出てきます。
今までよりも強い回転を掛けたい初級者・中級者に最適です。
ロゼナ
メーカー:バタフライ
値段:5,000円
硬度(ドイツ硬度に変換):45度
特徴:
世界を驚かせた「スプリング スポンジ」を使用する『ロゼナ』。
メーカーコメント
その特長は、ロゼ色に染められた「スプリング スポンジ」に新開発のトップシートを組み合わせた“トレランス”の高さだ。
バタフライ独自のハイテンション技術によって十分な威力を発揮しながらも、微妙なラケット角度やスイング方向の誤差を補い、プレーに安定感を生み出す。
前陣から中陣のプレーで『ロゼナ』の性能が引き出されるとき、そのパフォーマンスは伝説のラバーに迫る。
テナジーシリーズに似た性能で安く購入できることから、かなり人気のラバーです。
私はアウターラケットに貼って使っていた時期がありますが、テナジー特有の前に飛び出す感覚や、オート感は継承されていると感じました。
いろいろなところで言われていることですが、他のラバーに比べて若干寿命は短いと私も感じました。
ただ、この値段であれば十分な性能であると感じますので、テナジーを使う前に一度使ってみることをおすすめします。
ラザンターR45
メーカー:アンドロ
値段:6,900円
硬度(ドイツ硬度に変換):45度
特徴:
扱いやすさと威力のバランスの良さから多くのユーザーに好まれる45度のスポンジ硬度を採用。威力や回転量はそのままにさらなる安定性を実現。
メーカーコメント
驚異のグリップ力と高次元の回転力が様々な技術をサポートし、次のレベルへ導く。エナジー・セルの可能性を体感せよ。
アンドロから出ている人気ラバーR48のスポンジを軟らかくしたラバーです。
回転・弾みのバランスが良く、誰でも扱いやすいラバーになっています。
昔と比べるとアンドロ製品の品質がかなり向上していると感じますが、その分値段も高くなっているように感じます。
オールラウンドなプレーヤーにおすすめしたいラバーです。
ファスターク C-1
メーカー:ニッタク
値段:6,100円
硬度(ドイツ硬度に変換):45度
特徴:
スピンとスピードのバランス良いラリー展開に実力を発揮!
メーカーコメント
安定した台上プレーからのカウンターや両ハンドドライブ!
心地よい打球感と絶妙なバランス感覚はクセになる!
結構前に発売されたラバーですが、現在も人気のあるラバーになっています。
打感の良さと回転が特徴で、バックドライブ等の回転を掛ける技術に向いています。
また、寿命も他のラバーに比べて長めであると感じますので、経済的にも助かります。
ファスターク G-1等の48度帯のラバーでは硬すぎるという人や、安定感を求めるプレーヤーにおすすめのラバーです。
VENTUS Stiff(ヴェンタス スティフ)
メーカー:VICTAS
値段:5,100円
硬度(ドイツ硬度に変換):45度
特徴:
スピン性能重視のトップシートと、やや硬質な高反発スポンジとの組み合わせでスピードをプラス。
メーカーコメント
打球は安定した弧線を描き確実に台を捉え、かつ威力あるボールを作り出す。
パワーと弧線を求めるハードヒッター向けの「OCR」ギア。
メーカーの説明に「ハードヒッター向け」とありますが、この硬度帯でそれは無いと思います。
この硬度帯のラバーはインパクトが強すぎると必ず落ちますので、ハードヒッター向けというよりは安定ドライブを打つ人向けだと思います。
性能と値段で考えるとかなりのパフォーマンスだと思いますし、どんなプレーにも対応できる良いラバーです。
スピードにこだわらず、回転を掛けてプレーする選手におすすめのラバーです。
エボリューション EL-S
メーカー:TIBHAR
値段:6,300円
硬度(ドイツ硬度に変換):45度
特徴:
長い球持ち、回転量、耐久性に富んだMX-S系のシートに、MX-Sでは搭載されなかった、シリーズ最大の特徴である気泡の粗いスポンジを中間硬度で採用しています。
メーカーコメント
その結果、「ボールが重くなる」というノンスリップラバーの本領をいかんなく発揮してくれます。
前中陣において幅広くプレーの質を上げられるラバーが出来ました。
EL-Sで “エボリューション” を体感してください。
回転重視のラバーということでシートにかなりのグリップ力があり、この硬度帯ではトップクラスの回転性能です。
打球感もクリアで打った感じが手に伝わってきますが、シートが少し硬いため人によっては少し硬いと感じるかもしれません。
とにかく回転を重視したいプレーヤーにおすすめのラバーです。
V>15 Stiff
メーカー:VICTAS
値段:6,500円
硬度(ドイツ硬度に変換):45度
特徴:
あらゆる球に対して適応し、戦術を自在に組める特性により、高い攻撃性能を発揮するギア。ラリーを支配したい選手向き。
メーカーコメント
V>15シリーズの中間硬度に位置するラバーです。
V>15 Extraでは硬すぎるけど、回転や弾みを下げたくない人に一度使ってみてほしいラバーです。
軟らかくなった分、球は軽くなりますが、前陣の技術はV>15 Extraよりもやりやすくなっています。
ただ、下がっての引き合いは相手の球威に押される感覚があるので、
前陣から中陣でプレーする選手におすすめです。
Qクオリティ
メーカー:ミズノ
値段:5,300円
硬度(ドイツ硬度に変換):46度
特徴:
今まで培った技術を凝縮した本命ラバー。エネルギー効率をミズノ史上最大限に高め、ボールの威力、耐久性、プレー万能性の3つを高次元で追求した。
メーカーコメント
さらにトップシートを改良することで、軽量化も実現。トップアスリートが望む、スピードラリーへの対応を考えた設計に。
打ってみた感じではシートがかなり強いので、回転については申し分ないです。
弾みは抑え気味ですが、寿命が長く重量も軽い、さらには値段も安いため、最高クラスのラバーであると思います。
ミズノ特有の打球感がありますので、中には苦手な人もいるかもしれませんが、
他の高いラバーを買うよりも一度このラバーを試してみてみるのがおすすめです。
エボリューション EL-D
メーカー:TIBHAR
値段:7,480円
硬度(ドイツ硬度に変換):46度
特徴:
「エボリューション MX-D」はやや硬いと感じる選手にボールの威力を保ちつつ、やややわらかめのスポンジを搭載し、コントロール性能を高めた。
メーカーコメント
トップシートの強さがあるので、ほかの「エボリューション」シリーズよりもラバー全体はスポンジ硬度ほど軟らかくは感じないはずだ。
「エボリューション MX-D」をかなり軟らかくしたラバーになります。
癖もなく、くい込みやすさもアップしたので、万人向けの高性能ラバーといった感じです。
元々「エボリューション MX-D」のシートはしっかりとグリップ力がある割には軟らかいので使いやすかったのですが、
さらにスポンジが軟らかくなったため、より一層使いやすさがあがっています。
高性能なドイツ系ラバーを使いたいけど、硬いのが苦手な人や重いラバーが苦手な人におすすめです。
テナジー05
メーカー:バタフライ
値段:オープン価格(購入時7,000円前後)
硬度(ドイツ硬度に変換):46度
特徴:
「スプリング・スポンジ」と「エネルギー内蔵技術」が生む独特の打球感を有すラバー。
メーカーコメント
多くの選手による試打と機械測定から「回転性能が高い」と評価された“開発コードNo.05”のツブ形状を採用し、強烈な回転をかけられます。
エネルギー内蔵型ラバーと高粘着高摩擦ラバーが融合したかのように、回転主体のプレーに非常に高い性能を発揮します。
説明不要の卓球界の覇権ラバー。
有機溶剤が禁止になり、卓球へのやる気が無くなっていた時に出会い、もう一度やる気にさせてくれたラバーです。
最初に打った時の打球感の良さと回転の掛けやすさは今でも忘れられません。
現在は高性能なラバーがたくさん出てきていていますが、数年前まではテナジー05一強と言わざるを得ない状況でした。
値段が高く、寿命も長くないのがネックですが、圧倒的な性能と打ちやすさを一度試してみてはいかがでしょうか。
硬度48~50度(中上級者のフォアや上級者のバック用)
一般的に硬めの硬度帯の位置づけとなります。
アウターラケットを使用していると、かなり硬い打球感になるため、使用するラケットにも注意が必要となってきます。
また、ラバーの性能を引き出すにはある程度の筋力も必要となってくるため、
年齢で言うと15歳(中学3年生)以上の人におすすめです。
V>11 EXTRA
メーカー:VICTAS
値段:5,400円
硬度(ドイツ硬度に変換):48度
特徴:
V>15シリーズのDNAを継承しつつライトニングテンション技術を搭載した、全世代のトップアスリート向け新時代ラバー。
メーカーコメント
『V>15 Extra』に比べ約10%の軽量化を実現。
さらには最新のシート技術により、シートは柔らかいがグリップ力がVICTASラバーの中で最も強いギアが誕生した。
弾みはシートが軟らかいため、軽打時には飛ぶ感覚がありますが、強打したときには少し物足りなさがあるかもしれません。
回転については、かなり掛けやすいですが、MAX値については同硬度帯の中では低くなっています。
打球感については48度とは思えない程軟らかく感じるため、打っていて気持ちのいいラバーになっています。
また、軽量であることや値段も安いことから最初に48度に挑戦するラバーとしておすすめです。
V>15 Extra
メーカー:VICTAS
値段:6,500円
硬度(ドイツ硬度に変換):48度
特徴:
攻守共にどちらのバランスも良く、パワーが無くても、高い性能を発揮できるギア。
メーカーコメント
V>20やV>22が発売されるまではVICTASのトップラバーとして活躍していました。
現在でも48度を好む選手も多くいるため、V>15 Extraは使い続けられています。
回転については、擦るような打ち方をするとなかなか回転がかけづらいため、当て打つ方が本来の性能を発揮できます。
弾みについては十分であり、前でも後ろでも使えるラバーだと思います。
打球感については少し硬く感じるため、硬いのが苦手な方は木材かインナーに合わせるのが良いでしょう。
当て打つドライブが得意な人におすすめのラバーです。
ハイブリッドMK
メーカー:TIBHAR
値段:6,900円
硬度(ドイツ硬度に変換):48度
特徴:
松平健太選手&ティバー初の共同開発ラバー。自身も絶賛使用中との事で期待大!
メーカーコメント
以下、松平健太選手のコメント
「ハイブリッドMKはこれまでのドイツ製ラバーにはない打球感で、新次元のラバーです。ドライブではボールが速く、コートの深くに入ります。打球時にはボールが上に上がり、シートではなく、しっかりと中まで食い込んで“スポンジで打つ感覚”が最大の特徴です。
スポンジ硬度は48°と柔らかめですが、ぼくにとっては理想の硬さ。ドイツラバーは重いという印象を持つ人もいると思いますが、ハイブリッドMKは軽量です。
食い込みが良いので回転がかかり、打球音も鳴るので気持ちが良いです。自分のイニシャルがついて発売されることもとてもうれしいですね。とても良いラバーなので、ぜひ一度試してみてください。」
硬度は48度ということで打ってみましたが、硬度以上に軟らかく感じます。
やはりテナジーを意識して作られたのかなという印象を受けました。
テナジー05との違いは球の飛び出し方向です。テナジー05は強い反発で前に飛ぶ感覚がありますが、ハイブリッドMKは上に飛ぶ感覚です。
回転力はハイブリッドMK、弾みはテナジー05に軍配が上がります。
寿命についてはハイブリッドMKの方が長いです。
軟らかいラバーであり、上にあがる特性があることから、アウターラケットとの相性が抜群です。
アウターラケットを使用していて、テナジー05よりも回転を掛けたい方におすすめのラバーです。
ラザンター R48
メーカー:アンドロ
値段:6,900円
硬度(ドイツ硬度に変換):48度
特徴:
ラザンターR53に次ぐエナジー・セル搭載の高性能ラバー
メーカーコメント
スポンジ硬度が48度になったことで、あらゆる技術に対して抜群の安定感を発揮する。
また、しっかりとしたグリップ力と超加速力が生み出す強力なパワードライブで打ち合いにも負けない。
高い安定感と無限大の爆発力を武器に限界のその先へ。
昔アンドロのとあるラバーを使ってみた際に下回転が上がらず、やはりテナジー05レベルのラバーは他のメーカーからはでないのかなと思っていました。
そこからしばらくはアンドロの製品は触っていませんでしたが、最近になってラザンター R48を打ってみて印象がかなり変わりました。
しっかりと下回転のボールも上がりますし、ロングボールも打ちやすい、かなり使いやすいラバーだと感じました。
48度のラバーを買って、硬くて使いづらかったらどうしようと思っている方は、是非ラザンター R48を買ってみてください。
絶対に扱いづらいということはないでしょう!
ラザンターC48
メーカー:アンドロ
値段:6,900円
硬度(ドイツ硬度に変換):48度
特徴:
ラザンターC53の高性能はそのままに、エナジー・セル搭載の中硬度スポンジを組み合わせ、さらなるコントロール性能と安定性を追求した。
メーカーコメント
回転量の多いドライブや台上技術、カウンターのしやすさが際立つ。
粘着テンションの中ではかなり軟らかい硬度のラバーで、とにかく使いやすいです。
テンションラバー風に打っても問題なく使用できますし、シートが良いため回転もかなり掛かります。
弾みはテンションよりは抑え気味ではありますが、硬度が軟らかいためスポンジにくい込んで、スピードも出しやすいです。
打球感はかなり軟らかく感じ、ボールを持つ感覚もかなりありますので、硬めのラケットの方が合います。
私は木材と弾みの強いインナーラケットに貼って試しましたが、インナーの方が断然良かったです。
初めて粘着テンションを使う方や、粘着テンションを使ってみて硬すぎて断念した方におすすめのラバーです。
エボリューション MX-S
メーカー:TIBHAR
値段:6,300円
硬度(ドイツ硬度に変換):48度
特徴:
プラスチックボールによって減少すると言われている回転量。
メーカーコメント
ですがMX-Sを選べば心配はいりません。
4作目のエボリューションは、シリーズ中最高の回転量を実現しました。
シート、スポンジ共に硬く、前陣でのプレーに最適です。
特筆すべきは、薄く擦っても厚く捉えても、長い球持ちで力強く伸びるドライブを可能にしている事。
硬いラバーでのドライブは擦って持っていくという固定観念を変えてくれるでしょう。
また、台上技術においても非常に高い回転能力を発揮します。
Youtuberのわったさんがバックで使用していることでも有名なプラボール用に開発された回転重視ラバーです。
弾みはテンションラバーの平均といったところでしょうか。
回転についてはメーカーが言う通り、グリップ力がありしっかりとシートに引っかかる感じがあります。
打球感については、シートが少し硬いこともありクリアな打球感となっています。
シート表面で回転を掛けるチョリドラを重視する人におすすめのラバーです。
ファスタークG1
メーカー:ニッタク
値段:6,300円
硬度(ドイツ硬度に変換):48度
特徴:
ボールを攻撃的に打ち込むために求められる使用感、性能が詰まったテンションラバー。
メーカーコメント
高いスピード感、弧線を描く強烈なスピン力、どの位置からでも打ち抜ける威力・・・。
まさにトッププレイヤー仕様といった逸品です。
回転や弾みはテンションラバーの平均といった感じです。
打球感に関しては、しっかりと持つ感覚もあり、良い印象を受けました。
アウターラケットに貼ると硬く感じる人もいると思いますので、まずは木材かインナーに合わせるのをおすすめします。
最大の特徴としては、寿命の長さです。この硬度帯の中では1番寿命が長かったラバーなので、同じラバーを長く使いたい方におすすめです。
ラクザX
メーカー:ヤサカ
値段:6,000円
硬度(ドイツ硬度に変換):48度
特徴:
RAKZA XはNSSによりどんな状態からでも摩擦した分だけ確実に回転をかける事が可能になります。
メーカーコメント
また、従来のラバーよりも長くグリップしている感覚があり、抜群の安心感と安定感を誇ります。
硬めのパワースポンジを組み合わせる事で十分な弾みと飛距離を持ち、相手の回転に負けない力強いドライブ攻撃に最適なラバーです。
回転についてはシートが強い感じがあるため、対下回転のドライブが同じ高度帯ではトップクラスに上がります。
弾みについてはテンションの平均という感じですが、強打時にも負けないスポンジのこしがあります。
打球感については少し硬めの印象を受けますが、チョリドラがやりやすく、回転系の技術の相性がいいです。当て打つような打ち方も特に問題なくできます。
値段も安めに設定されているため、コストパフォーマンスは高いです。
ハモンドZ2
メーカー:ニッタク
値段:6,800円
硬度(ドイツ硬度に変換):50度
特徴:
ニッタクを象徴する“赤”をまとった「バルクヘッドスポンジ」は、隔壁が強く、エネルギーロスを軽減し、反発力を強化。
メーカーコメント
天然ゴム比率が高く、ゴムシート密度が大きい「ナチュラルリッチシート」は、薄くとらえても“落ちない”のが魅力。
相手の回転を利用したカウンター、台から離れても相手のコートに深く突き刺さるドライブを武器に打ち合いを制す!
グルー全盛期時代にハモンドを使っていた私からするとハモンドが発売されると聞いて、正直どうなんだろうと思っていました。
なぜなら、当時のハモンドは打球音と打球感とても良く、その代わりにシートはあまり良くなかったと記憶していたからです。
実際に打ってみると予想とはかなり違っていました。
硬度が50度ということで、かなり硬めのラバーで下回転もしっかりと上がります。
また、弾みも問題なく飛びますし、打球感も硬すぎず使いやすさを感じます。
同じメーカーから出ているファスタークG1からのステップアップに丁度いいラバーになっていますので、今ファイスタークG1を使用していて、物足りなさを感じている人におすすめのラバーです。
VENTUS Extra(ヴェンタス エキストラ)
メーカー:VICTAS
値段:5,500円
硬度(ドイツ硬度に変換):48度
特徴:
最新のテンション技術を採用したスポンジと新設計のトップシートにより実現したVENTUSシリーズ最上位モデル
メーカーコメント
「スピード」と「掴みやすさ」を両立した新開発のスポンジと、ボールの回転エネルギーを増幅する新次元の弾力性を備えたトップシートを搭載。
スピン系技術に加えて、フラット系技術でも高い操作性を発揮するランクアップしたORCギア。
弾みや打球感については申し分ありません。むしろ、同じ硬度帯でいうとトップクラスに良いです。
また、コストも抑えられており、かなり使いやすいラバーなのではないでしょうか。
ただ、1つ懸念点があるとすれば下回転打ちです。私が下回転打ちが得意では無いというのも原因かもしれませんが、上がり方が物足りないように思います。
逆に言うと上回転のラリーにはめっぽう強く、打ち負けない強さがあります。
そのため、日頃から上回転のラリー戦を主体に試合を進める方におすすめのラバーです。
ディグニクス05
メーカー:バタフライ
値段:オープン価格(購入時8,000円前後)
硬度(ドイツ硬度に変換):50度
特徴:
その核心は、「スプリング スポンジ」よりも弾性を高め、進化した「スプリング スポンジX」と、打球時の球持ちを重視し、かつ表面の磨耗耐久性を強化した独自配合のシートとの組み合わせ。
メーカーコメント
高い回転性能が特長の“開発コードNo.05”のツブ形状を採用した『ディグニクス05』は、前中陣でのパワードライブやカウンターなど、回転を重視した攻撃的なプレーをハイレベルで求める選手にお勧めだ。
テナジー05と比較すると結構硬い感じがしますが、持つ感覚は無くなっていません。
回転性能は断然ディグニクス05の方が良く、シートの摩耗が極端に少ないのが特徴です。そのため、寿命がかなり長いです。
弾み自体はテナジー05とあまり変わらないと感じました。
寿命を考慮すると、同硬度帯の中で一番コスパが良いラバーだと思いますので、1つのラバーを長く使いたいという人におすすめです。
私はフォアには少し合わなかったので、バックで使用していましたが、シートの強さを活かした打点の速い振り切るドライブは、今まで使用してきたラバーの中で一番回転がかかっていました。
このことから、試合でもしっかりと振り切ったドライブが打てる人に向いているラバーだと思います。
硬度51度以上(上級者用)
かなり硬めの硬度帯です。
初心者や筋力の無い人が使うと、弾まないし回転もかからず、良くないラバーだと感じてしまうと思います。
ただ、しっかりとしたインパクトで打球できれば、威力のある素晴らしいボールを打つことができます。
下記で紹介するのはどれも超高性能ラバーなので、48~50度のラバーを使っていて物足りなくなった人は、是非試してみてください。
エボリューション MX-D
メーカー:TIBHAR
値段:6,800円
硬度(ドイツ硬度に変換):51.5度
特徴:
世界で絶大な人気を誇るエボリューションの新作がいよいよ登場。
メーカーコメント
威力と安定感を兼ね備えたMX-Pの使いやすさをそのままに、MX-Sの回転力が融合。
トッププロも絶賛の超ハイブリッドラバーが2021年春にデビューです。
51.5度という他には無い硬度ですが、私には丁度いい硬さでした。
シートの性能がかなり良いため、回転が掛けやすく下回転に強い感覚がありました。
片面にテナジー05、もう片面にエボリューション MX-Dを貼って当て打ち系のドライブの比較をしてみたところ、テナジー05はネットミスが多かったのに対しエボリューション MX-Dはミスが少なく丁度良く相手コートに収まる感じでした。
シートの硬さは少し軟らかめであるため、記載の硬度よりも軟らかく感じるため、思っていた以上に使いやすいラバーです。
上級者用ラバーに挑戦してみたい人はまずはこのラバーを使ってみるのをおすすめします。
ディグニクス09C
メーカー:バタフライ
値段:オープン価格(購入時8,000円前後)
硬度(ドイツ硬度に変換):54度
特徴:
テンション系ラバーに劣らない弾みと粘着性ラバー特有の高い回転性能を両立するという、相反する性能を併せ持っています。
メーカーコメント
ドライブが相手コートに深く入るのに、ストップがネット際に短く止まる。
中陣からの打球の威力も出るのに、優れたコントロールを導く球持ちの良さがある。
そして、自分の回転に“かけ返す” ことができる高い回転性能を持つ。
ハイテンションラバーの弾みがあり、粘着ラバーの特性も発揮する。
これまでにない打球を、ディグニクス09Cで。
最初にこのラバーを打った時、上に上がりすぎてビビりました。
今まで色々な粘着テンションを打ってきましたが、この感覚は初めてです。
回転性能に関しては文句のつけようが無いです。相手の下回転を簡単に上げることができます。
弾みに関しては粘着テンションの中では弾む部類になりますが、テンションラバーのような前に飛び出すような感覚は無いです。
打球感もどちらかというとテンション寄りで「カチッ」というような粘着特有の打球感は無いです。
テンションから粘着テンションに変更する最初の一枚としておすすめしたいラバーです。
ラザンターR53
メーカー:アンドロ
値段:6,900円
硬度(ドイツ硬度に変換):53度
特徴:
最先端の「エナジー・セル」技術により、かつてない回転力、球持ちの良さを実現。
メーカーコメント
高い弾力性を誇るセル構造が、高次元のグリップ力を備え、強力なスピードドライブを可能にした。
さらに、53度のスポンジが理想的な打球感を生み出し、全ての打球時に超ダイナミックなエネルギー伝導率を可能にした。
最先端技術のスポンジとトップシートにより、最大限の効果が発揮される。
表記の硬度ほど硬く感じず、使いやすいというのが第一印象でした。
回転は硬いラバー特有の上にあがる感じがあり、弾みについてもテンションラバーらしくしっかりと飛んでいきます。
打球感については、硬いけど硬すぎず、気持ちよく打つことができます。
今R48を使用していて、回転弾み共にステップアップしたい人におすすめのラバーです。
ラザンターC53
メーカー:アンドロ
値段:6,900円
硬度(ドイツ硬度に変換):53度
特徴:
相手の球威に負けず、威力や回転を上書きして打球しやすくした最新テクノロジー搭載のトップシートを採用。
メーカーコメント
そこに、高い正確さや安定性を生み出すエナジー・セル搭載の硬いスポンジを組み合わせることで、高次元の回転力と破壊力をもたらす。
回転はもちろん弾みもC48の上位版なのですが、その分くい込まないため、コントロールが難しいです。
良い球を打つにはそれなりのインパクトがないといけないため、高校生以上をおすすめします。
ただ、粘着テンションの中ではかなり打ちやすい部類ではあるため、硬いスポンジの粘着テンションデビューには丁度良いと思います。
V>20 Double Extra
メーカー:VICTAS
値段:6,500円
硬度(ドイツ硬度に変換):53度
特徴:
キーワードはインパクトの瞬間の「許容」「遊び」。
メーカーコメント
スポンジ硬度は52.5度だが、硬さは感じない。むしろその弾力が心地よく、その打球感に誰もが驚く。
打った時のボールは威力十分、あらゆる攻撃で相手コートに収まる安心感。「競り合いで信頼できるラバー」が生まれた。
メーカーコメントでは使いやすさをアピールしていますが、私が打ってみた感じでは、弾みがテンションラバーの中でトップクラスだと感じました。
その分球離れが早いため、扱いきるには相当な技量が必要だと感じました。
まずはインナーラケットか木材ラケットに合わせてみるのがおすすめです。
DNAプラチナXH
メーカー:STIGA
値段:8,000円
硬度(ドイツ硬度に変換):53度
特徴:
エクストラハードスポンジは、可能な限り最速のスピードを求める選手のために開発されました。
メーカーコメント
相手に脅威を与えるための威力あるスピードとパワーをを提供します。
より優れたグリップ力と最大のスピンを備えた高速ラバー
DNAプラチナは、スティガのDNAシリーズに追加された最新の製品で、ドイツ製の新世代ラバー。
DNAプラチナは攻撃的なプレースタイルで最高品質のラバーを期待する選手に最適。
独自の構成により優れたグリップ力を発揮し、選手は非常に難しい体勢からでも打球することができる。
低い粒形状と薄いトップシートは、DNAプラチナがより厚いスポンジに(最大2.3㎜)に対応できることを意味し、打球のスピードとパワーを向上させる。
まずは何といっても値段の設定が強気だなと感じました。それだけ自信のあるラバーということでしょう。
硬度が53度という割には打ちやすさがあるように感じました。
ただ、しっかりと振れないと良いボールがいかないのは確かなので、フォアでもバックでもしっかりと振ることのできる人におすすめのラバーです。
回転量についてはテンションの中ではトップクラスに掛かると感じましたが、弾みについては若干控え目な印象でした。
ゴールデンタンゴ
メーカー:ヨーラ
値段:5,800円
硬度(ドイツ硬度に変換):54度
特徴:
はずみと回転量の両立を実現
メーカーコメント
豊富な回転量はもちろんの事、強く鋭い弧線の弾道と打点が落ちた時でも威力あるボールが打てるといった粘着ラバー独特の特性を活かしながら、
台から離れた時の十分な弾み・飛距離を実現しました。
私が初めて使った粘着テンションラバーです。
回転は粘着特有の上にあがる感覚で、十分掛かります。
特徴としては弾みですが、今まで使用してきた粘着テンションラバーで一番弾みます。
そのため、引き合いやロビング打ち等、粘着ラバーが苦手とする場面でも対応が可能なラバーになります。
打球感としては、感覚で申し訳無いのですが、「カチッ」と「ボソッ」の間くらいで「バチッ」という音がなります。
粘着の回転は欲しいけど、弾みも大事という考えの人におすすめのラバーです。
ハイブリッドK3
メーカー:TIBHAR
値段:7,700円
硬度(ドイツ硬度に変換):53度
特徴:
ハイブリッド K3 は、これまで組み合わせることができないと思われていた特性を兼ね備えています。
メーカーコメント
ハイブリッド K3 は、その強力な粘着性にもかかわらず、高いダイナミック性と強力な弾性で、納得させます。硬いスポンジは、高速性の基本です。
このラバーは、下回転系技術でもスピンのかかったトップスピンでも、相手のボールに即座に難なく対抗できる感覚を与えてくれます。
弾性の高いラバーは、最適なコントロールと適切なコース取りが難しいものですが、K3 を使えば間違いなくマスターできるでしょう。
ハイブリッド K3 で無限の可能性を体験してください。
松平健太選手がバックに使用していることでも有名な粘着テンションラバーです。
回転性能は表面で擦った場合にしっかりと上がって、相手が取りづらいようなボールを打つことができます。
弾みに関してはディグニクス09Cよりも弾まないと感じました。弧線についても少し低めだと思います。
ここまでの評価を見ると微妙だと思われるかもしれませんが、このラバーの最大の特徴は打球感にあります。
強いインパクトで打球した際に、硬い粘着ラバー特有の「カチッ」という音がなり、打球感が非常に良いです。
クリアな打球感が好みの人や、キョウヒョウプロ3ターボブルー等のカチカチ系の粘着を使用していて、弾みが欲しいという方におすすめのラバーです。
キョウヒョウプロ3 ターボブルー
メーカー:ニッタク
値段:6,300円
硬度(ドイツ硬度に変換):60度
特徴:
スイングの速さで勝負するプロ仕様!破壊力のあるプレーをするならコレ!
メーカーコメント
キョウヒョウプロ3のトップシートにスピード性能を向上させるアクティブチャージ(AC)を内蔵した日本製高弾性スポンジを搭載。
これより硬いラバーは無いのではないかと思うラバーです。
あまりに硬すぎて軽打するだけでも、カチッカチッと音がなります。
回転はもちろん掛かるのですが、掛けるのが難しいです。逆に球離れが速すぎてスマッシュや角度打ち等がやりやすいです。
弾みは打てば打った分だけ飛ぶというような感じです。硬度60度ともなると半端なインパクトではくい込まないので、力が無いと扱うのは難しいです。
打球感は「カチッ」というクリアな音で、手に響くような打っている感は感じることができます。
攻撃マンでこのラバーを使い切ることができればあなたは超一流でしょう。
とにかく硬いラバーが好きな人や、カットマンで回転を掛けたい人におすすめのラバーです。
ラグザZエクストラハード
メーカー:ヤサカ
値段:6,000円
硬度(ドイツ硬度に変換):54度
特徴:
ラクザZの回転力に優れる粘着性トップシートにさらにハードなスポンジを組み合わせる事で、より高い威力を生み出すことが可能になりました。
メーカーコメント
強いインパクトで打球した時でもエネルギーをロスする事なく正確にボールへ伝えます。
トップ選手も満足するパワープレーが可能なハードヒッター向けのラバーです。
まず回転についてはトップクラスなのは間違いないでしょう。
カットマンと対戦してみると顕著に分かるのですが、どれだけ回転がかかっているボールでもしっかりとスイングすれば必ず上がります。
弾みについては控え目になっており、スイングした分だけ飛んでいくというようなラバーです。
打球感については、シートがもちもちした感じで持つ感覚もある程度あります。
欠点としては、重さですかね。私の場合はカット後55g程になってしまったため、軽いラケットに合わせないと扱えませんでした。
粘着テンションの中でも回転を重視したい人におすすめのラバーです。
オメガⅦチャイナ影
メーカー:XION
値段:7,500円
硬度(ドイツ硬度に変換):60度
特徴:
YING=「影」という異名を持つこちらの粘着性テンションラバーは、なんと60度というXIOM史上最高の超硬質カーボスポンジを搭載。その質感は、まさに中国製のハイエンド粘着ラバーそのものだ。単純な弾みではGUANGに及ばないが、頑強さは突出している。中後陣のドライブ戦で強烈なボールの応酬になればなるほど、ブレーヤーはこのYINGが頼もしく思えるはずだ。とりわけ、急上昇&急降下するドライブの異様な弾道は対戦相手を恐怖に陥れるだろう。前陣でのカウンターの精度は惚れ惚れするほど素晴らしく、猛烈にキレたサービスや、ネット際にビタ止めできるストップなどの小技も自由自在。まるで中国のスター選手になったかのような気分が味わえること請け合いだ。硬さを生かしたスマッシュやカットにも適しており、前陣速攻型や攻撃を織り交ぜるチョッパーにもおすすめしたい。重量感が相当あるラバーなので、使用するにはかなりの覚悟が必要だは、使いこなせた時には新境地が待っている。相手を陰の世界に引きずり込むYINGの超絶スピンプレーは、一度覚えたらやみつきだ。
メーカーコメント
打感はクリアな感じで、かなり硬い割に強打時の弾みはある程度あります。
ストップやサーブ等回転を掛けて短く返球したい技術に関してはかなりやり易いです。
ただ、カウンターやフリック、ブロックに関してはしっかりとインパクトできないと良いボールを出すことが難しいです。
かなり上級者向きのラバーですが、54度付近の粘着テンションで物足りなくなった人におすすめのラバーです。
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