粘着ラバーを使ってみたいと思っている人向けおすすめラバー7選

粘着ラバー

みなさんは粘着ラバーや粘着テンションラバーを使ってみたいと思ったことはないでしょうか?
私はテンションラバーでバチバチ打ち合うのに疲れ、粘着ラバーを色々使ってみた経験がありますので、これから粘着ラバーにしてみようかなと考えているかたや、粘着ラバーに興味がある方にそれぞれのラバーの特徴をお伝えしていきたいと思います。

粘着ラバーに向いている人

おすすめラバーを紹介する前に、どういう人が粘着ラバーに向いているのかをまずは説明したいと思います。
向いていない人が使うと、すぐに辞めてしまう可能性があり、お金も無駄になってしまうので、自分に当てはまるかどうか考えてみてください。

  • 相手のミスを誘って点数を取る人
  • 下回転打ちが得意じゃない人
  • 硬いラバーが好きな人

上記のいずれかに当てはまっていれば、使ってみる価値はあると思います。
1つずつ説明していきます。

相手のミスを誘って点数を取る人

粘着ラバーは打ち抜いて点数を取るのは非常に難しいです。
そのため、相手がノータッチするようなボールを打つのでは無く、相手が打ちづらい回転のかかったボールを打つのが基本になります。
つまり、打ち抜いて点数を取りたい場合は、テンションラバーの方が向いていると言えるでしょう。

下回転打ちが得意じゃない人

今テンションラバーを使っていて、下回転打ちを苦手としている人は粘着ラバーに変えることで高確率で打ちやすくなります。
私も実際に使ってみて感じましたが、粘着ラバーはとにかく上にあがるため、いつものように打っても下回転があがる感覚があります。
逆に下回転打ちが得意な人は、そのままテンションラバーを使っていた方が自分の持ち味が出せると思います。

硬いラバーが好きな人

粘着ラバーは基本的にかなり硬いラバーであることが多いです。
そのため、テンションラバーの硬度50度以上を使ったことがある人でないと扱うのが難しいと思います。
さらに、粘着ラバーはスポンジだけでなくシートまで硬いことが多いため、単純なスポンジ硬度以上に硬く感じるため、注意が必要です。
テナジー05、V15、ラザンターR48、Q5、ファスタークG1等の硬度48以下の打球感が好みの方には向いていない可能性が高いです。

おすすめ粘着ラバー

それでは実際に使ったことのある粘着ラバーでおすすめのものを紹介したいと思います。

ラザンターC48

メーカー:アンドロ
値段:6,900円
硬度(ドイツ硬度に変換):48度
特徴:

ラザンターC53の高性能はそのままに、エナジー・セル搭載の中硬度スポンジを組み合わせ、さらなるコントロール性能と安定性を追求した。
回転量の多いドライブや台上技術、カウンターのしやすさが際立つ。

メーカーコメント

粘着テンションの中ではかなり軟らかい硬度のラバーで、とにかく使いやすいです。
テンションラバー風に打っても問題なく使用できますし、シートが良いため回転もかなり掛かります。
弾みはテンションよりは抑え気味ではありますが、硬度が軟らかいためスポンジにくい込んで、スピードも出しやすいです。
打球感はかなり軟らかく感じ、ボールを持つ感覚もかなりありますので、硬めのラケットの方が合います。
私は木材と弾みの強いインナーラケットに貼って試しましたが、インナーの方が断然良かったです。
初めて粘着テンションを使う方や、粘着テンションを使ってみて硬すぎて断念した方におすすめのラバーです。

ラザンターC53

メーカー:アンドロ
値段:6,900円
硬度(ドイツ硬度に変換):53度
特徴:

相手の球威に負けず、威力や回転を上書きして打球しやすくした最新テクノロジー搭載のトップシートを採用。
そこに、高い正確さや安定性を生み出すエナジー・セル搭載の硬いスポンジを組み合わせることで、高次元の回転力と破壊力をもたらす。

メーカーコメント

回転はもちろん弾みもC48の上位版なのですが、その分くい込まないため、コントロールが難しいです。
良い球を打つにはそれなりのインパクトがないといけないため、高校生以上をおすすめします。
ただ、粘着テンションの中ではかなり打ちやすい部類ではあるため、硬いスポンジの粘着テンションデビューには丁度良いと思います。

ディグニクス09C

メーカー:バタフライ
値段:オープン価格(購入時8,000円前後)
硬度(ドイツ硬度に変換):54度
特徴:

テンション系ラバーに劣らない弾みと粘着性ラバー特有の高い回転性能を両立するという、相反する性能を併せ持っています。
ドライブが相手コートに深く入るのに、ストップがネット際に短く止まる。
中陣からの打球の威力も出るのに、優れたコントロールを導く球持ちの良さがある。
そして、自分の回転に“かけ返す” ことができる高い回転性能を持つ。
ハイテンションラバーの弾みがあり、粘着ラバーの特性も発揮する。
これまでにない打球を、ディグニクス09Cで。

メーカーコメント

最初にこのラバーを打った時、上に上がりすぎてビビりました。
今まで色々な粘着テンションを打ってきましたが、この感覚は初めてです。
回転性能に関しては文句のつけようが無いです。相手の下回転を簡単に上げることができます。
弾みに関しては粘着テンションの中では弾む部類になりますが、テンションラバーのような前に飛び出すような感覚は無いです。
打球感もどちらかというとテンション寄りで「カチッ」というような粘着特有の打球感は無いです。
テンションから粘着テンションに変更する最初の一枚としておすすめしたいラバーです。

ハイブリッドK3

メーカー:TIBHAR
値段:7,700円
硬度(ドイツ硬度に変換):53度
特徴:

ハイブリッド K3 は、これまで組み合わせることができないと思われていた特性を兼ね備えています。
ハイブリッド K3 は、その強力な粘着性にもかかわらず、高いダイナミック性と強力な弾性で、納得させます。硬いスポンジは、高速性の基本です。
このラバーは、下回転系技術でもスピンのかかったトップスピンでも、相手のボールに即座に難なく対抗できる感覚を与えてくれます。
弾性の高いラバーは、最適なコントロールと適切なコース取りが難しいものですが、K3 を使えば間違いなくマスターできるでしょう。
ハイブリッド K3 で無限の可能性を体験してください。

メーカーコメント

松平健太選手がバックに使用していることでも有名な粘着テンションラバーです。
回転性能は表面で擦った場合にしっかりと上がって、相手が取りづらいようなボールを打つことができます。
弾みに関してはディグニクス09Cよりも弾まないと感じました。弧線についても少し低めだと思います。
ここまでの評価を見ると微妙だと思われるかもしれませんが、このラバーの最大の特徴は打球感にあります。
強いインパクトで打球した際に、硬い粘着ラバー特有の「カチッ」という音がなり、打球感が非常に良いです。
クリアな打球感が好みの人や、キョウヒョウプロ3ターボブルー等のカチカチ系の粘着を使用していて弾みが欲しいという方におすすめのラバーです。

キョウヒョウプロ3 ターボブルー

メーカー:ニッタク
値段:6,300円
硬度(ドイツ硬度に変換):60度
特徴:

スイングの速さで勝負するプロ仕様!破壊力のあるプレーをするならコレ!
キョウヒョウプロ3のトップシートにスピード性能を向上させるアクティブチャージ(AC)を内蔵した日本製高弾性スポンジを搭載。

メーカーコメント

これより硬いラバーは無いのではないかと思うラバーです。
あまりに硬すぎて軽打するだけでも、カチッカチッと音がなります。
回転はもちろん掛かるのですが、掛けるのが難しいです。逆に球離れが速すぎてスマッシュや角度打ち等がやりやすいです。
弾みは打てば打った分だけ飛ぶというような感じです。硬度60度ともなると半端なインパクトではくい込まないので、力が無いと扱うのは難しいです。
打球感は「カチッ」というクリアな音で、手に響くような打っている感は感じることができます。
攻撃マンでこのラバーを使い切ることができればあなたは超一流でしょう。
とにかく硬いラバーが好きな人や、カットマンで回転を掛けたい人におすすめのラバーです。

ゴールデンタンゴ

メーカー:ヨーラ
値段:5,800円
硬度(ドイツ硬度に変換):54度
特徴:

はずみと回転量の両立を実現
豊富な回転量はもちろんの事、強く鋭い弧線の弾道と打点が落ちた時でも威力あるボールが打てるといった粘着ラバー独特の特性を活かしながら、
台から離れた時の十分な弾み・飛距離を実現しました。

メーカーコメント

私が初めて使った粘着テンションラバーです。
回転は粘着特有の上にあがる感覚で、十分掛かります。
特徴としては弾みですが、今まで使用してきた粘着テンションラバーで一番弾みます。
そのため、引き合いやロビング打ち等、粘着ラバーが苦手とする場面でも対応が可能なラバーになります。
打球感としては、感覚で申し訳無いのですが、「カチッ」と「ボソッ」の間くらいで「バチッ」という音がなります。
粘着の回転は欲しいけど、弾みも大事という考えの人におすすめのラバーです。

オメガⅦチャイナ影

メーカー:XION
値段:7,500円
硬度(ドイツ硬度に変換):60度
特徴:

YING=「影」という異名を持つこちらの粘着性テンションラバーは、なんと60度というXIOM史上最高の超硬質カーボスポンジを搭載。その質感は、まさに中国製のハイエンド粘着ラバーそのものだ。単純な弾みではGUANGに及ばないが、頑強さは突出している。中後陣のドライブ戦で強烈なボールの応酬になればなるほど、ブレーヤーはこのYINGが頼もしく思えるはずだ。とりわけ、急上昇&急降下するドライブの異様な弾道は対戦相手を恐怖に陥れるだろう。前陣でのカウンターの精度は惚れ惚れするほど素晴らしく、猛烈にキレたサービスや、ネット際にビタ止めできるストップなどの小技も自由自在。まるで中国のスター選手になったかのような気分が味わえること請け合いだ。硬さを生かしたスマッシュやカットにも適しており、前陣速攻型や攻撃を織り交ぜるチョッパーにもおすすめしたい。重量感が相当あるラバーなので、使用するにはかなりの覚悟が必要だは、使いこなせた時には新境地が待っている。相手を陰の世界に引きずり込むYINGの超絶スピンプレーは、一度覚えたらやみつきだ。

メーカーコメント

打感はクリアな感じで、かなり硬い割に強打時の弾みはある程度あります。
ストップやサーブ等回転を掛けて短く返球したい技術に関してはかなりやり易いです。
ただ、カウンターやフリック、ブロックに関してはしっかりとインパクトできないと良いボールを出すことが難しいです。
かなり上級者向きのラバーですが、54度付近の粘着テンションで物足りなくなった人におすすめのラバーです。

粘着ラバーに合うラケットは?

粘着ラバーを使うにあたって、ラケットとの相性も大切になってきます。
粘着ラバーの特徴である回転と癖球を活かすには、インナーのラケットか木材のラケットが良いと思います。
中にはアウターに粘着ラバーを貼った時の打球感が好きという人もいますが、まずはインナーか木材に貼ってみるのがおすすめです。
また、粘着ラバーは基本的に重いため、ラケットは軽いものを使った方が良いと思います。

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