カウンタードライブの打ち方と実践で使うコツ

カウンタードライブ

皆さんは試合でカウンタードライブを打っていますか?
カウンタードライブを覚えることで得点率がグンとあがりますし、不利な状況から得点もできるので、是非覚えたい技術です。
そんなカウンタードライブの打ち方と実践で打つためのコツをまとめていきたいと思いますので、興味のある方は是非参考にしてみてください。

カウンタードライブとは

相手がドライブしてきたボールをさらにドライブで返す技術のことです。
基本的に前陣から中陣で打つことをカウンタードライブと言い、後陣から打つことを引き返しと言います。
引き返しはラリーにする技術ですが、カウンタードライブはラリーにせずに得点を決める技術です。

カウンタードライブの打ち方

一言でカウンタードライブと言っても相手のドライブの質によっても打ち方は変わりますので、分けて説明したいと思います。

遅いドライブに対するカウンタードライブ

相手がループドライブやチョリドライブをしてきたボールは、コースさえ読むことができればカウンタードライブした方が良いです。
遅いドライブは回転がかかっているため、カウンタードライブをするのは難しいですが、いくつかのコツをおさえることで安定感があがりますので、参考にしてみてください。
まず、インパクトは強くないとダメです。
少しでも弱気になってしまうと、回転に負けてオーバーミスしてしまいます。
しっかりと振って自分の回転にしましょう。
もしコースが読めているのであれば、しっかりと前に踏み込んで打つことで、インパクトを確保できます。
また、ラバーを信じてボールの上を取ることも大切です。
上回転が強く掛かっているボールを台に収めるにはボールの上を取ることが大切になってきますが、そのためにはラバーの性能を信じ無くてはいけません。
真上を取る感覚で打った時にネットミスするラバーは、カウンタードライブには向いていないか、性能的に足りていない可能性が高いです。
ラバーによりますが、硬度でいうと48度くらいは欲しいと思います。それ以上軟らかいとスポンジが負けてしまう確率が高くなります。

速いドライブに対するカウンタードライブ

速いドライブに関しては、遅いドライブよりも簡単だと思います。
基本的にはラケットに当てることができれば速度は勝手に出るので、あとは回転を掛けてあげるだけで大丈夫です。
遅いドライブに対しては踏み込んで打たないと安定しませんが、速いドライブに対しては腕だけ振る感覚でもある程度安定させることができます。
逆にしっかりとフォームを作る時間は無いと思った方が良いです。
打ち方としては、ブロックの延長と考えるのが一番楽だと思います。
ブロックの感覚でまずは当てることを意識し、そこから斜め前に振ることで回転を掛けます。
コツとしては、速いボールを打とうとしないことです。速度は勝手に出るので回転だけを意識すれば大丈夫です。

実践で使う方法

ここまでカウンタードライブの打ち方のコツをまとめましたが、実践で使用するにはかなり練習が必要です。
コースが分かっている状態で9割は入らないと試合では使えないでしょう。
コースが分かれば高確率で打てる状態なのであれば、後はコースを限定する戦術が必要になります。
例えば、レシーブの際に相手のフォア側に厳しいツッツキをすることで相手の行動が遅れた場合、高確率でこちらのバックからミドルにドライブが返ってきます。
そこまで読めていれば、回り込んでカウンタードライブをすることは難しくありません。
このような感じで、相手の打つ箇所を限定するような戦術と合わせることでカウンタードライブを実践で使えるようになるでしょう。
そのため、練習でも最初はワンコースで練習していたところを、フォアかミドルにしてみたり、ツッツキからの流れでカウンタードライブしてみたりと、より実践的な練習をすることが大切です。

カウンタードライブがやりやすいラバー

今まで使用してきたラバーで、カウンタードライブがやりやすかったラバーをいくつか紹介したいと思います。

ラクザXX

エボリューションMX-D

ラザンターC53

ハイブリッドK3

まとめ

ここまでカウンタードライブの打ち方と実践で使うコツについてまとめてきました。
カウンタードライブを試合で使えるようになれば、得点できるチャンスが大幅に増えるので、是非練習してみてください。

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