この記事ではロゼナの性能をレビューします。
寿命については、今まで使用した経験から、大体の時間と他のラバーと比べてどうなのかをまとめていきたいと思います。
使用してみた感想
使用ラケット
ティモボルスピリット
比較対象ラバー
- テナジー05
- ラザンターC48
- ラクザX
このあたりのラバーと比較してどうかという観点でレビューしていきたいと思います。
今回はフォアとバック両方の感想となります。
フォア
軽打
この段階でテナジー05と大差無いと感じました。
軽打ではあまり違いは分からないですね。
ドライブ
対上回転
インパクトを強く打つとスポンジが潰れる感覚があります。
どちらかというと7割くらいの力で打つのが丁度良く、ボールも走っていると思います。
当て打ち重視の方には合わないかもしれません。
対下回転
テナジー05と比べると多少あがり辛いですが、十分打つことはできます。
ただ、硬度50度以上のラバーと比較すると明らかに打ちづらさは感じます。
ロゼナに限らずこれは軟らかめのラバーの宿命だと思います。
ツッツキ
普通にやり易いです。テナジー05と比較しても特に悪いとは思いません。
ストップ
テンションでストップは難しいです。
しっかりと切ってストップできる人なら扱えると思います。
フリック
鋭いボールを出すのが難しいです。
人によると思いますが、私はもう少し硬いラバーの方がフリックはしやすいです。
ブロック
やり易いです。
少し速いボールになり過ぎると感じますが、これが良いという人もいると思います。
カウンター
これも7割くらいの力の時の方がしっかりと入る感覚があります。
強打してしまうとスポンジが負けてしまうときがあります。
引き返し
やはりテナジー05と比較すると、ロゼナは下がった時に威力のあるボールを出すのが難しいと思います。
ロゼナを使うなら一度繋いで前に出る方が戦術としてはいいでしょう。
フォア総評
初級者のフォアに良く進められるラバーですが、確かに打ちやすく回転も弾みも十分にあります。
ただ、中級者レベルになると少し物足りなさを感じる可能性が高いです。
プレースタイルにもよりますが、下回転を一撃で打ち抜きたい人や、インパクトでボールを持っていく人には合わないと思います。
逆に、軽くドライブを掛けて次のボールを狙うような選手には合うと思います。
後述しますが、寿命はそれほど長くないので、コスパが良いとは言えないと思います。
バック
軽打
フォアと同じです。この段階だとあまり分かることはありません。
ドライブ
対上回転
打ちやすいですが、私には弾みすぎます。
スピードを求めている人には良いと思います。
対下回転
私の打ち方ではあまり良いボールは出せませんでした。
どちらかというと、バックでチョリドラする人には向いてないと思います。
弾み自体はかなり高いので、しっかりと自分の回転で打つことができれば、良いボールを打てるでしょう。
ツッツキ
フォアと同様で、特段やり辛いことはありません。
ストップ
難しめですが、硬いテンションよりはやりやすいと感じました。
チキータ
私はやり辛いです。
これも打ち方によると思いますが、私は硬いラバーの方がチキータはしやすいです。
ブロック
やりやすいです。
ただ、フォアでも記載した通りボールが自然に速くなるので、安定感は下がると思います。
逆にブロックするだけで得点できる場面も増えると思います。
バック総評
フォアよりもバックの方が合っているラバーだと感じました。
ただ、弾みだけでいうとテナジー05と大差ないと思いますので、扱いやすいとはそこまで感じませんでした。
ある程度の弾みをコントロールできる人なら問題なく使えると思います。
寿命の分析について
1年以上使い続けてきましたが、かなり寿命は短めだと思います。
私は6回目の練習で結構違和感を感じるようになりました。
つまり10～12時間で結構寿命が減っているということになります。
他のテンションラバーは大体30時間くらいで違和感が出てくるため、間違い無いと思います。
ただ、インパクトの強さやどのくらい回転を掛ける選手なのかでも大きく寿命は変わるため、どのくらい使えるのかは人によって全く異なります。
また、一般的にフォアよりもバックで試用した場合の方が寿命は長くなります。
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