この記事ではディグニクス05の性能をレビューしますが、それだけではありません。
どのくらいの練習すると性能が落ちてくるのかや、シートの見た目が変わるのかをできるだけ細かく記載し、寿命を分析していきたいと思います。
使用してみた感想
使用ラケット
アルティウスST5
アルネイドインナー
比較対象ラバー
- ディグニクス09C
- ラザンターC48
- テナジー05
- エボリューションMXD
このあたりのラバーと比較してどうかという観点でレビューしていきたいと思います。
今回はバックラバーを探していたので、バックメインの感想となります。
軽打
普段は粘着テンションを使っていることもあり、柔らかく感じます。
ただ、意外と飛びすぎるような感覚はなく、コントロールもしやすいです。
今のところエボリューションMXDに近い感覚があります。
また、バタフライ特有の前に飛ぶ感覚もあり、テナジー05の雰囲気も感じます。
ドライブ
対上回転
粘着テンションと比べると、ボールを包んでから飛ばす感覚があり、かなりボールを持つように感じます。また、シートがかなり強く、回転に負けるような感覚が一切ないのもいいですね。
ディグニクス09Cよりは上に上がりませんが、その分飛ぶようになったという感覚が違いと思います。
対下回転
いい意味で予想を裏切られたのが下回転打ちです。
粘着テンションよりも格段に落としてしまうと考えていましたが、そんなことはなくチョリドラや打点を落としたドライブも簡単に上がってくれます。むしろボールを掴むので、打ちやすさだけならディグニクス09CやラザンターC53よりも上です。
その分最大の回転量は劣りますが、私レベルではまずは自分がミスらないことが大切なので、かなり良いラバーだと思います。
ツッツキ
ディグニクス09Cはオーバーミスが多かったのですが、ディグニクス05はボールが食い込む分やりやすいです。ただ、粘着テンションと比べて飛ぶので、回転と角度があっていないとオーバーミスにつながりやすいと感じました。
ストップ
私は粘着テンションの方がやりやすいです。テンションだとどうしても長くなりがちになってしまいます。
チキータ
スポンジまで食い込んでボールを持っている感があるので、やりやすいです。
粘着テンションは表面で擦るイメージですが、ディグニクス05は持って回転を掛けるイメージです。
ブロック
やりやすいです。
ただ、粘着テンションと比べると前への飛び出しが強いので、いい意味でいうとブロックで得点できるようなボールがいきますが、その分ミスにつながる可能性も上がるので、安定性は少し落ちると考えています。
また、少し硬めのテンションラバーということもあり、ボールが深く入りやすいので、何気なくブロックしても連打されづらく、ブロックから攻めの展開を作りたい人には良いと思います。
寿命の徹底分析
以前使っていたラバーなので、寿命の細かい分析はできていませんが、間違いなくテンションラバーのなかでは一番寿命が長いです。
また使用する機会もあると思うので、その時に時間ごとの劣化具合も載せていきたいと思います。
参考までに1年以上前に購入して、3か月以上使ったラバーを載せておきます。
劣化している感じは見て取れますが、この状態で大会に出てみて、割と打てたことにびっくりしています。
他のラバーでこのくらい使っていると、明らかな劣化を感じるのですが、ディグニクス05はそれが少ないと思います。
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