この記事ではオメガⅦチャイナ影(イン)の性能をレビューします。
使用ラケット
アルティウスST5(木材)
使用してみた感想
比較対象ラバー
- ディグニクス09C
- ハイブリッドK3
- ラザンターC53
- ゴールデンタンゴ
このあたりのラバーと比較してどうかという観点でレビューしていきたいと思います。
今回はフォア用のラバーを探していたので、フォアで使用した場合の感想となります。
軽打
「カチッ」という硬い粘着特有の好きな打球感です。
今まで打ってきた粘着ラバーの中でキョウヒョウプロ3ターボブルーの次に硬さを感じます。
粘着感はそこまで感じず、感覚としてはハイブリッドK3をさらに硬くしたようなイメージです。
ドライブ
対上回転
硬さは感じますが、キョウヒョウプロ3ターボブルー程ではないため、しっかりとスイングできればかなり良いボールが出ます。
ただ、インパクトが弱くなると、オーバーミスが目立ちます。
弾みはハイブリッドK3とそれほど変わらないように感じます。
対下回転
めちゃめちゃやりやすいです。
硬いからというのもありますが、シートもかなり強いと感じます。
インパクト強めの当て打ちのやり易さに順位をつけるなら下記のような感じでしょうか。
オメガⅦチャイナ影(イン) > ハイブリッドK3 > ゴールデンタンゴ > ディグニクス09C > ラザンターC53
ツッツキ
かなりやり易かったです。
あまり飛ばないためか、自分からすごく切りにいってもオーバーミスせずに入ります。
逆に深いツッツキをする感覚がいつもと異なるため、練習が必要だと感じました。
ストップ
こちらもツッツキ同様、自分から回転を掛けてストップできるのであれば問題なく良いボールが出せます。
ストップ
弾まないため、やり易いです。
切ったストップもやり易いので、ストップが苦手な人に向いているかもしれません。
フリック
ボールを持つ感覚があまりなく、私は苦手でした。
今回は木材ラケットでの試打でしたが、まるでアウターラケットでフリックしているような感覚でした。
ブロック
しっかりと構えられた時は良いですが、少しブレた場合やミドル気味に来たボールに対してのブロックがかなり浮きます。
そもそも弾まないため、浮いてしまうとかなりのチャンスボールになるため、ブロックは練習が必要です。
カウンター
前でのカウンターはやり易いです。
硬さとシートの強さも相まって、まず落ちることはないです。
問題は中陣でのカウンターです。
私の技量ではくい込ませるのが難しく、ほぼオーバーミスしてしまいます。
木材ラケットでこんな感じなので、インナーやアウターだと私は完全に扱えないと思います。
引き返し
しっかりとフォームを作って打つことができれば良いボールがいきますが、インパクトが弱くなったり、タイミングがずれるとオーバーミスが多くなります。
ただ、基本的に相手の回転に負けることはないため、しっかりとラバーを信じて前に振れば良いボールを打つことができると思います。
総評
かなり上級者向きのラバーだと思います。
私の技量ではできない技術がいくつかありますが、間違い無くトップクラスの性能のラバーです。
おすすめするのは、ハイブリッドK3の打球感が好きだけど、もう少し硬さが欲しいという人です。
そんな人がいるのかは分かりませんが、私の感想はハイブリッドK3の上位版ラバーという感じです。
寿命の分析について
オメガⅦチャイナ影(イン)ですが、私には硬すぎるため、使い続けるのは難しいです。
そのため、寿命の分析も今回は見送ります。ただ、今後分析する可能性はあります。
また、今回の試打前後のラバーの様子を参考に載せておきます。
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