粘着ラバーに合うラケット探しの旅

ラケット

皆さんこんにちは、私は粘着ラバーとテンションラバーを使い分けているのですが、
粘着ラバーを使った時に合うラケットを探し続けています。
所謂用具沼にはまっている感じもしますが、いずれ自分にしっくりくるラケット・ラバーの組み合わせに巡り合えると信じていろんなものを使ってみています。
ここでは、粘着ラバーに合いそうだと思い試したラケットを随時更新していきたいと思っています。
粘着ラバーを使っていて、しっくりくるラケットを探している方は是非参考にしてみてください。

粘着ラバーに合う理想のラケットとは

まず、はっきりさせないといけないのは、どのようなラケットが理想なのかということです。
今から私が思い描く理想のラケットの特徴を列挙しています。
ここは人によっても違うので、皆さんも自分の理想のラケットを考えてみてください。

重さ

フォアに粘着ラバー特厚を貼って、バックに特厚の硬度50度くらいのラバーを貼った場合に、180~190gに収まるのが理想です。
180gよりも軽いと威力が出なさすぎますし、190gを超えると切り返しや連打が難しくなるので、私にはこのくらいの重さが合っています。
ラバー2枚で大体105gくらいになると思うので、ラケット単体では75g~85gということになります。
そう考えると、だいぶ軽いラケットが理想ということになりますね。

弾み

今までの経験上弾みはあまり無くても良いです。
よくWebメディアやYoutubeで聞く「粘着をアウターに合わせると良い」というのは、私には当てはまらない気がします。

打球感

これが一番大事です。
ループを打つときには持つ感覚があり、低いループ・高いループを打ち分けることができないとダメです。
弾むラケットに粘着を貼ると、低いループを打つのが難しく、持つ感覚もあまり無いため、回転量の調整も難しいです。
次に強打時ですが、「バチンッ」とか「カチッ」という音が鳴らないとダメです。
どんなラケットでも思いっきり打てばこのような音がなるのですが、理想としては自分の7割~8割で打った時にもこの音がなって欲しいです。

ここまでが私が求めている理想のラケットです。
まとめると、あまり重すぎず、ループ時には持つ感覚があり、強打時にはしっかりとくい込むラケットということになります。

最近使っている粘着ラバー

打球感を大切にするうえで、ラケットも大切ですがラバーももちろん大切なので、最近使用している粘着ラバーを書いておきます。
これも理想が見つかるまで定期的に変わると思います。

フォア

  • ハイブリッドK3
  • ゴールデンタンゴ

バック

  • ディグニクス09C
  • ラザンターC48
  • ラザンターC53

実際に打ってみたラケットのレビュー

アルティウスST5

フォア:ハイブリッドK3
バック:ディグニクス09C
試打年月:2022年11月
全体重量:180g

試打結果

フォア

満足している点
ループは持つ感覚があり、高さ・コース・回転量が自由自在です。
強打時についてはしっかり「カチッ」という音がなります。

不満な点
もう少しだけ弾みが欲しい・・・かも。
ロビングで繋いでくる選手の場合、結構きついです。
正直、打ち抜ける球はほぼ打てないのでコースや回転で勝負するしかない状況です。
ただ、弾みを求めて他の要素が悪くなるなら、弾みはいらないかもしれません。

バック

満足している点
チョリドラはかなり安定しています。
バウンド直後に「タタンッ」というタイミングで打つのも良いですし、遅らせて下から持ち上げるのもどちらもやりやすいです。

不満な点
強打できない。台の近くで強打すると、基本オーバーミスします。
下がったら終わり。中陣より後ろでも強打するのは難しいので、ループ気味の繋ぐボールになってしまいます。
バックでも下がった場合には引き返せないとバック側に詰められて負けてしまいます。

まとめ

フォアはほぼ理想通りです。今のままの感覚でもう少し弾んだら最高です。
バックはラバーが硬すぎるのかもしれません。
背伸びをしてディグニクス09Cを使っていますが、私の技量では使いきれていない可能性が高いですね。
もう少し軟らかいラバーでリベンジしてみたいと思います。

アルネイドインナー

重さ:83g
フォア:ハイブリッドK3
バック:ラザンターC48
試打年月:2023年1月
全体重量:182g

試打結果

フォア

満足している点
強打時の打球音とボールの速度はかなり満足しています。

不満な点
ループが難しい。
かなり弾むせいか低いループが打ちづらいです。
入ったとしても回転もあまり掛かっている感じはしませんでした。

バック

満足している点
チョリドラは安定しています。
早いボールも打ち易く、ちゃんと打っている感もあります。
後ろからの引き返しもやりやすいです。
ブロックも安定しています。

不満な点
ボールが浅い。
しっかりと掛けた時は良いのですが、軽く当てた時は浅くて回転の掛かっていないボールになるイメージです。

まとめ

バックの感覚は結構いいと思いました。
もしかしたら今までバックに使っていたラバーは硬すぎたのかもしれません。
ただ、フォアはあまり好みではないです。試合ではループを打つ機会が多いので、とにかくループが大事なのですが、その感覚がイマイチでした。
私の技量が足りていないのかもしれませんが、もう少しボールを持つ感覚があると良いなと思いました。

エバンホルツ

重さ:84g
フォア:ハイブリッドK3
バック:ラザンターC48
試打年月:2023年1月
全体重量:180g

試打結果

フォア

満足している点
少し飛びすぎる感じはありますが、ループはギリギリ許容範囲だと感じました。

不満な点
「カチッ」という打球音を出すには、9割くらいの力で打つ必要があり、少しでもインパクトが弱くなると、「ポコッ」になってしまいます。
「カチッ」という打球音が出たとしても、打っている感が無く、受け手も回転が掛かっている感が無いと言っていました。
また、弧線も低いので、打っていて怖いです。

バック

満足している点
チョリドラは早い打点でも遅い打点でも安定しています。
割と早いボールも打てますが、あまり回転が掛かっている感じはないです。
ブロックは安定しています。

満足している点
チョリドラは早い打点でも遅い打点でも安定しています。
割と早いボールも打てますが、あまり回転が掛かっている感じはないです。
ブロックは安定しています。

まとめ

使い続けるという選択肢は無いですね。
恐らく自分には飛びすぎなんだと思います。
WebメディアやYoutubeでは上板が硬いラケットは粘着ラバーに合うという意見が多いので今回使ってみましたが、全然良さを感じることはできませんでした。
恐らくですが、バチバチに打つ人にとっては硬いラケットに粘着ラバーに合うということなんだと思います。
みなさんも気を付けてください。

アルティウスST5 (2回目)

重さ:75g
フォア:ハイブリッドK3
バック:ラザンターC53
試打年月:2023年1月
全体重量:182g

バックのラバーを換えて再度試打してみました。

試打結果

フォア

変更点なし、弾み以外は満足しているので、現状維持でも問題なさそうです。

バック

満足している点
ディグニクス09Cで難しいと感じだ引き返しがやりやすいので、少しバックの精度が上がったような気がしています。
チョリドラや早いドライブもやりやすいので、今の所感触は良いです。

不満な点
相手のループや回転の掛かったドライブをブロックした際に少し浮きすぎるような気がします。
恐らくシートが軟らかくくい込むためにそうなるのだと思いますが、今後私の技術でそこがカバーできそうかどうかで使用を続けるか決めたいと思います。

まとめ

バックラバーをディグニクス09CからラザンターC53にして再度試打してみました。
打つ感覚は前よりも良いですが、守りの感覚は少し悪くなったようなイメージです。
硬さ的な話で言うと、ディグニクス09CよりもラザンターC53の方がかなり軟らかく感じます。
前よりは良いような気がしますが、完全に満足できたわけではないので、まだまだ自分に合う用具を探し続けたいと思います。

現在理想に最も近いラケットとラバーの組み合わせ

ラケット:アルティウスST5
フォア:ハイブリッドK3
バック:ラザンターC53

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